「毎月のノルマに追われる生活をいつまで続けられるだろうか」

「商品を売るだけでなく、自分自身に市場価値のあるスキルをつけたい」

営業職で働く方には、このように将来への漠然とした不安を抱えていることも少なくありません。

「インフラエンジニア」は、営業経験者にとって相性の良いキャリアチェンジであることをご存知でしょうか?

この記事では、インフラエンジニアの仕事内容から、なぜ営業職の経験が武器になるのか、そして未経験から挑戦するための具体的なステップを解説します。

インフラエンジニアとは「IT社会のライフライン」を守る仕事

インフラエンジニアとは、インターネットやアプリが快適に動くための「基盤(インフラ)」を作り、支える仕事です。

私たちの生活に「水道・ガス・電気」が欠かせないことと同じく、ITサービスにはサーバー・ネットワークが欠かせません。

イメージしやすいように一般的なプログラマーとの違いを見てみましょう。

プログラマーとの違い
  • プログラマー: ゲームやアプリの「中身(機能・見た目)」を作る(コードを書く)。
  • インフラエンジニア: アプリが動く「場所(サーバー)」や「道路(ネットワーク)」を作る。

プログラミング言語をバリバリ書いて何かを創造するというよりは、機器を設定したり、トラブルが起きないように監視したりするのがインフラエンジニアです。

未経験でも大丈夫?インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアを未経験からスタートする場合、一般的に以下のようなステップを踏んでいきます。

運用・監視・保守

稼働中のシステムが正常に動き続けているかを24時間体制で確認し、ビジネスの根幹を支える業務です。

  • モニター監視:異常を示すアラートが出ていないかを確認する
  • 定型業務:手順書(マニュアル)に基づき、定期的なバックアップや点検を行う
  • 一次対応:トラブル発生時、マニュアルに沿った復旧操作や担当部署への正確な報告を行う

これらの業務は手順が決まっているので、高度なプログラミング能力や専門知識は求められません。

現場で使われる用語やシステムの構造などを肌で感じながら学べ、未経験者が給料をもらいながら勉強するために最適なフェーズと言えます。

設計・構築

運用・監視で現場の経験を積んだ後、クライアントの要望に合わせてシステムを形にする設計・構築へステップアップします。

この段階では、人との対話が仕事の中心になります。

  • ヒアリング:顧客の要望から課題を見つけ出す。
  • 提案・説明:技術的な専門用語を使わず、ITに詳しくない決裁者へ分かりやすく伝える。
  • 調整・管理:専門チームや機材ベンダーの間に入り進捗をコントロールする。

なぜ営業職がインフラエンジニアに向いているのか?

「エンジニアには特殊なPCスキルが不可欠」と思われがちですが、実態は少し違います。

企業の採用担当者は、技術知識のみを追求する人材よりも、営業経験を持つ志望者を優先的に採用したいと考えています。

以下のような理由があります。

理由1:コミュニケーション能力が武器になる

エンジニアの仕事は、システムの規模が大きくなればなるほど、人と関わる時間が増えていきます。

営業職で培ってきた「聞く力」「伝える力」は、IT業界、特にインフラエンジニアの世界では、他の誰にも真似できない強力な武器になります。

理由2:営業と違いスキルが年収に直結する

営業の仕事は、良くも悪くも「水物」です。

個人の努力だけでなく、担当エリア、商材の競争力によって成績が左右されます。

「自分より楽をしている同期が、担当エリアの運だけで評価されている」

そんな理不尽さを感じたことはないでしょうか。

インフラエンジニアの世界は以下のように身につけたスキルがダイレクトに市場価値(=年収)に反映されます。

  • 「Linuxサーバーの構築ができる」→年収UP
  • 「AWS(クラウド)の資格を取って実務経験を積んだ」→さらに年収UP

これを学べば年収が上がるというロードマップが明確なため、努力の方向性に迷うことがありません。

自分の頑張りが報われる世界で勝負したい人にとって、これほどやりがいのある環境はないでしょう。

理由3:景気に左右されにくい

営業職は、不景気になると真っ先に影響を受けます。

企業がコストカットを始めると広告費が削減され、売上が立たなくなり最悪の場合、リストラの対象になるリスクと隣り合わせです。

しかし、インフラエンジニアの仕事は根本的に異なります。

どんなに不景気になっても、企業はメールを止めたり、社内システムを停止させたり、自社のWebサービスを閉じたりすることはできません。

そんなことをすれば、ビジネスそのものが止まってしまうからです。

ゆえにインフラエンジニアの市場需要は常に底堅く、雇用リスクの極めて低い職種として知られています。

未経験から最短でインフラエンジニアになるには?

「仕事を続けながら、独学でIT資格(CCNAなど)の勉強をしてから…」と考えるのは素晴らしい心掛けです。

しかし、日々の営業活動や残業で疲弊した体で、専門的な技術書に向き合うのは容易なことではありません。

事実、独学での挑戦は挫折率が非常に高く、資格取得までに半年〜1年とかかってしまうケースも珍しくありません。

また、自分ひとりの力で、数ある求人の中から未経験を育ててくれる優良企業とブラック企業を見分けるのは至難の業です。

賢い人は使っている「転職エージェント」という最短ルート

時間を無駄にせず、確実にキャリアチェンジを成功させるためには、IT業界に精通した転職エージェントの活用が不可欠です。

プロの力を借りることで、個人の活動では得られない多くの恩恵を受けられます。

転職エージェントでは、一般の求人サイトには掲載されない「ホワイトな非公開求人」に出会えます。

教育体制が整った優良企業を厳選して紹介してもらえるため、未経験者が最も避けたいブラック企業を回避し、安心してエンジニアとしての第一歩を踏み出せます。

転職エージェントへの登録・利用は基本的に無料です。

「まずは話を聞いてみるだけ」「自分の現在の市場価値を知りたい」という使い方もOKなのでぜひ一度チェックしてみましょう。

まとめ

インフラエンジニアの魅力について解説しました。

営業職からインフラエンジニアへの転身は、未経験からでも十分に実現可能です。

厳しい営業現場で磨き上げたコミュニケーション能力は、IT業界においても強力な武器となります。

営業スキルという土台に、IT技術という専門性を掛け合わせることは、あなた独自の価値を築くキャリアアップに繋がることでしょう。